私たちはそれを、“本物” と名付けた。
We named it "AUTHENTICITY" ; Genuineness you will discover.
私たちは、今までにないものを作る。 そして彼らに“AUTHENTICITY”という名をつけた。 “ 本物”を名乗る彼らについて、おそらくあなたはまだ、何も知らない。 しかし、言葉はいつも真実を語ることができない。 真実も本物も言葉の檻に捉えることはできない。 私たちもまた、本物が本物であることを伝えるために彼らについての何を語ることができるというのだろう。 それでも何かあなたに伝える言葉を探すのなら私たちに許されるのは“AUTHENTICITY”という彼らの名と「それは、今までにない」という事実だけだ。 あとは、彼ら自身があなたに語り始めるに違いない。 あなたが彼らの前に立ち、彼らに触れる時を待つとしよう。
受け継いだのは、「本物の家具」という遺伝子。
ひとつには、伝統。 その歴史を遡れば、江戸時代にまで辿り着きます。 家具づくりの伝統が脈々と息づく街、広島県府中市。 昭和24年にこの地に誕生した土井木工は、創業以来「木の温もりを大切にした上質な家具づくり」を 理念とし、長年にわたり家具づくりを続けています。
それは美しく、そして呼吸する。
Beauty that is alive and breathing.
存在感を持つ。しかし異質ではない。
都市的である。しかし無機ではない。
それは美しく、そして確かに生きている。
これまで誰も、それを作ろうとはしなかった。
ただ海の向こうへと探しに出掛けただけだ。
もしあなたが本物を求めていたのならそこで見つかったいくつかのものが、本物に似ているだけだという事実を知ったはずだ。
私たちの信じる本物はどこにもなかった。
もちろんそれはすでに、過去の話だ。
AUTHENTICITY、生まれる。
それは、求め続けてきた「本物」へのひとつの解答です。
土井木工の伝統と保有する希少材たちを父とし、道畑拓美の 感性を母として、私たちのAUTHENTICITY は生まれました。
「本物」だけが備え得る、人を魅了する「何か」。
あなたにも、ぜひその「何か」を感じていただきたいと 私たちは願っています。
- 道畑 拓美(TAKUMI MICHIHATA)
1963 年石川県生まれ。
1986 年武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。
大手家具メーカーデザイン部を経て在日米軍基地施設建築設計・デザインの経験を生かし、家具メーカーに転職。イタリア短期留学後、オリジナルブランドの立ち上げやイタリア高級ソファメーカーとのライセンス事業に携わる。
2000 年にソファ専業メーカーの創業にパートナーとして参加。全国インテリアショップ別のデザイン開発を行うだけではなく、家具メーカーとのコラボレーションによるデザインからブランド構築までを行う。 現在は独立にて家具メーカーのデザインを手掛け、それらを販売するためのコンサルタント業務も引き受けるセールスデザイナー。
形作る。形以上のものを。
Shape that surpasses mere form.
デザインと美術は似ているが違うものだ。
展示室やショウケースが世界の全てではない。
形は、必ず何かとともに共存する。
その形のみを作ることをデザインとは呼ばない。
たとえば、彼らの話しをしよう。
彼らの形が、形作るもの。
それは空間であり、時間であり、あなただ。
空間の質はいつも、空間ではないものによって高められる。
時間の質はいつも、時間ではないものによって高められる。
あなたもきっと、同じに違いない。
ひとつには、デザイン。
家具デザイナー道畑拓美は、憂慮していました。
その時、日本のインテリアシーンで強く求められているものは、 イタリアを中心とする海外ブランド家具ばかり。
日本でならこの国の木の文化を活かした、しかも美しく洗練された家具を作り出すことができるはずだ、と道畑は考えていました。
少なくとも、本物は本物の素材からしか生まれない。
The fact : AUTHENTICITY can only rise out of genuine material.
あなたが彼ら本物との出会いを喜んでくれるのなら、
私たちが本物の素材と出会った喜びも共有することができるだろう。
人と樹が暮らしてきた長い歴史の中で、もっとも愛された素材のひとつ、広葉樹。
本物は本物の素材からしか生まれることはできない。
AUTHENTICITY は、広葉樹の無垢材からしか生まれない。
気品に満ちた美しさ、晒し出す深み、そして温かさ。
広葉樹のなによりの魅力は、時を重ねるごとにそれらが増していくことにある。
つまり、ここであなたが出会った本物は、やがてあなただけの本物へと育っていくのだ。
ひとつには、家具材。
その両者の出会いを導いたのが、土井木工が長年ストックしていたブラックウォルナットをはじめとする希少家具材たちでした。日本の木の伝統と文化を受け継ぎ、かつ美しいデザインを世界に誇る「本物の家具」。
その理想の元にAUTHENTICITY が活動を始めることになったのは必然だったのかもしれません。