広島県産ヒノキ材を活用した家具をリリース。
2022.08.22土井木工は広島県産材を活用した家具を、新宿パークタワー5FのOZONE内にある国産材の魅力発信拠点「MOCTION」にて、8月25日(木)から9月6日(火)まで展示いたします。
kitoki DS11.endai sofa
「まるで縁側に座っているような心地よさ。草木で染めた自然な色味で落ち着く空間に。」
広島の森で伐採されたヒノキ無垢材をソファの座面に。
ヒノキの枝や葉っぱで染め上げたオリジナルの草木染めファブリックをクッションに採用しました。
木材を伐採する際に木の枝や葉っぱは廃棄してしまいますが、染料としてアップサイクルすることで自然素材を余すことなく活用しています。
■素材について
今回使用したヒノキ材はアサヒグループ・ホールディングス株式会社が庄原市の三次市に所有する社有林「アサヒの森」より伐採されたヒノキ材を活用しています。
「アサヒの森」は、人工林が76%、自然林が24%。スギやヒノキなどの人工林を管理しながら針葉樹と広葉樹との混合林化を進めるなど、林業の効率化と生物多様性の保全の両立を目指しています。
■草木染めとは?
植物の葉や枝などを煮出した液体に繊維を浸して加熱させ、鉄と結合させて発色させる方法で、鉄媒染めと呼ばれています。
尾道市向島町の株式会社 立花テキスタイル研究所の協力のもとに、尾道帆布にヒノキの葉っぱを染色したクッションを共同開発しました。
鉄媒染めの原料となる鉄粉は造船業が盛んな尾道の鉄工所から廃棄される鉄の粉をアップサイクルしています。
KABU
座ることの原風景を切り株を用いて再現した こどものための椅子。
こどもが手をふれ、傷をつけ、年輪を数えながら、愛着を持って使って欲しいと、針葉樹の柔らかさを活かす切り株を座面に採用しました。
伝統的な背割りの構法を用い、割った部分にエポキシ樹脂を充填することでデザインアクセントとしています。
■展示会場
8月25日(木)〜9月6日(火)まで
〒163-1062 東京都新宿区西新宿3-7-1
新宿パークタワー5F
OPEN 10:30 CLOSE 18:30
(休館日:祝日除く水曜日)