土井木工商品説明
2022.05.16AUTHENTICITY FINE SOFA RB
40mm厚の材料で作られたAUTHENTICITYとは違い、25mmの厚みの材料で統一されたAUTHENTICITY FINEシリーズは無垢材の存在感を残しつつ、FINEと言う名の通り、繊細な匠の技術をコンセプトに設計されました。
アーム部分のダブルの留加工や、背中の部材のフィンガージョイントなど特許を取得できるほど匠の技術をふんだんに取り入れています。
木材の木目は板目が出てくる部分は、木目の模様が下に下がらず、上に登っていくようにイメージしながら木取り(木目を選ぶ作業)を行なっています。
もともと府中家具は婚礼家具の産地であり、木目が下がっていると縁起が悪いと言われており、綺麗な木目を一枚一枚丁寧に吟味しながら職人が選んでいます。
材料は北海道とアメリカから
AUTHENTICITY FINE SOFA RBと壁に立てかけてあるダイニングテーブルの天板の材料である「タモ材」は、旭川と富良野に原生している木を、半世紀ほど土井木工とタッグを組んでいる北海道は旭川の製材所で製材しています。
旭川と富良野のタモ材は北海道の極寒の気候で育ち、年輪が詰まっている上質な木材です。
土井木工のタモ材は創業者が30年ほど前に製材した材料を長年じっくりと天然乾燥させ、木材の割れや反りをなくしています。
長年ストックしている上質なタモ材を限定で製作します。
アメリカの材料は五大湖周辺の地域から、ブラックウォールナット、ブラックチェリー、グレーシャーオークを製材しています。
製材所に行くにはシカゴ空港から車で10時間ほど移動します。
シカゴは近代建築三大巨匠のミース・ファン・デル・ローエやその弟子たちの建築がたくさんあり、街全体が建築博物館のような都市です。
アメリカの製材所にも直接出向き、土井木工のAUTHENTICITY専用の材料を製材しています。
日本の材料屋から仕入れているといいものが手に入らず、AUTENTICITYを作ることができません。
綺麗な木目を手に入れるには、アメリカの製材所とのパートナーシップを築くことで実現し、お互い最高のものを作っていこうという信念のもと最高のものづくりを目指しています。
・最高の座り心地を求めて
木工屋なので木材を多く語りましたが、ソファはやはり座り心地です。
ショップを訪れていただいた方に選んでいただくには、感動の座り心地が必要です。
デザインは数々のソファを手がける道畑拓美氏。ソファメーカー「T’s mobile」の共同創業者の一人です。
ソファのデザインは見た目だけではなく、角度一つにしても座り心地を意識しています。
デザイナー:道畑 拓美(TAKUMI MICHIHATA)
1963 年石川県生まれ。
1986 年武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。
大手家具メーカーデザイン部を経て在日米軍基地施設建築設計・デザインの経験を生かし、家具メーカーに転職。イタリア短期留学後、オリジナルブランドの立ち上げやイタリア高級ソファメーカーとのライセンス事業に携わる。
2000 年にソファ専業メーカーの創業にパートナーとして参加。全国インテリアショップ別のデザイン開発を行うだけではなく、家具メーカーとのコラボレーションによるデザインからブランド構築までを行う。 現在は独立にて家具メーカーのデザインを手掛け、それらを販売するためのコンサルタント業務も引き受けるセールスデザイナー。
ソファの座面の構造は3段構造
上段:ハンガリー産マザーグースのスモールフェザー
優しいフェザーが包み込むような座り心地を実現します。
中段:2段構造の高密度ウレタンフォーム
50kg/㎥(1㎥あたり50kgの重さ)と38kg/㎥(1㎥あたり38kgの重さ)の2種類のウレタンフォームを採用。
新幹線のグリーン車にも使われるレベルのものを使用し、長年使用してもへたることなく、どっしりと受け止めます。
下段:ウェビングテープ
イタリアのインテス社の最高級のウェビングテープを採用。
イタリアの高級メーカーも使用する、ソファの縁の下の構造材。
1本あたり15kgの荷重をかけながら、グリット状に組み合わせることにより強度をアップしています。
ファブリックはイタリア製
ソファのファブリックは全てイタリア製です。
自然素材系を中心とした肌に優しい記事をセレクトしています。
また日本にはないソファ大国イタリアならではの繊細な織り目の高級感あふれるファブリックとなっています。
AランクからEランクをご用意しております。