納品事例NO.73「ダイニングテーブル TM40」
福山市のO様邸と広島市のH様邸へダイニングテーブルTM40をお届けして参りました。
AUTHENTICITY シリーズのデザイナー”道畑拓美”がデザインしたダイニングテーブル「TM40」
名前の通り”Takumi Michihata”が無垢材の厚み”40″mmのテーブルをデザインしています。
オーソドックスな”くの字”脚に三角形のヴォイド(穴)をデザインする事で新しいデザインが生まれました。
くの字脚の形を実現する為に土井木工の職人が考えた構造です。
右側の脚は、相欠(アイカキ)と呼ばれる伝統木造工法を用い、
左側の脚は略鎌(リャクカマ)と呼ばれる相欠の先端に突出を付けて引張りに抵抗する形になっています。
略鎌は大仏建築における貫仕口の一つとして用いられ、日本の木造建築の基本形として定着し、
貫以外にも小屋や、床等の目に触れない部位を中心に用いられるようになりました。
テーブルの脚は椅子に腰掛けてしまうと普段は目に見えませんが、目に見えないところにも
土井木工の職人の技があるのです。
デザイナーの形を再現するのがメーカーの役割です。
天板はウォールナット、ブラックチェリー、ホワイトオーク、イエローバーチのいずれも
しっかりと杢目合わせをします。この度のテーブルは6枚の板を使用していますが、左から1番,2番と材料に
番号を付けていきます。この板の順番が一つだけ違うだけでも天板の表情が変わってきます。
土井木工の木取りスタッフの長年のセンスが光ります。
サイズも長さ2400mmまで1cm刻みにオーダーできます。
セカイにヒトツだけのモクメのテーブルはいかがですか?