納品事例「ホワイトオークのソファ RKとYチェア」
Natural Oak
倉敷市にお住まいのK様邸へホワイトオークで製作した「ソファRK」と「ダイニングテーブル」、
デンマークのカールハンセン社のホワイトオークで製作したCH24「Yチェア」とウォールナットで製作したのCH88、
同じくデンマークのワーナー社のビーチ材で製作した「シューメーカー チェア」、kitokiの「ミルクスツール」、
100%羊毛で作られた「ハグみじゅうたん」をお届けしてまいりました。
ウォールナット
ブラックウォールナット
日本の美意識
自然と対立せず、自然に溶け込むこと。
ブラックウォールナット
ブラックウォールナット
素敵な中庭を借景にリビングにはナチュラルなホワイトオークのフローリング。
ソファが中心となるレイアウトにはソファRKがおのずとあてはまります。
ソファRKを一言で表すと「寂」
静寂の中で、奥深さや豊かさがおのずと感じられます。
そのデザインはデザイナー「道畑拓美」の懐の深さと豊かさが一番引き出されていると感じます。
ブラックウォールナット
ブラックウォールナット
デンマークとホワイトオーク
ダイニングチェアはデンマークのカールハンセン&サン社のCH24をホワイトオーク材でセレクト。
CH24は日本ではYチェアと呼ばれ親しまれています。
CH24は1949年にハンス・ウェグナーによってデザインされ、翌年1950年からカールハンセン&サン社にて
製作が開始されました。実に70年もの間、世界で販売されています。
座面は日本ではあまり馴染みのない、ペーパーコードで作られています。
ウォールナット
ペーパーコードの張り方には概ね2種類あるようです。
デンマークやスウェーデン、ドイツでは「KUVERT FELT」、英語圏では「ENVELOPE WEAVE」と呼ばれています。
左のYチェアが「KUVERT FELT」、右の国産のスツールが「PLAN FELT」の一種です。
ウォールナット
ウォールナット
「KUVERT 」と「ENVELOPE」はどちらも「封筒」という意味で、ペーパーコードを張った状態が
封筒の裏の形に似ているためそう呼ばれています。
ウォールナット
ウォールナット
土井木工のショールームに展示がある「CH26」や「CH36」も同じように「KUVERT FELT」で
編み込まれたペーパーコードの座面になっています。デザインによって座面の大きさも違うので
「KUVERT FELT」の比率も変わってきます。
ウォールナット
ウォールナット
「PLAN FELT」と違って「KUVERT FELT」の特徴は編み方が立体的になっていることです。
ペーパーコードのテンションで座り心地が変わってきますので、ご覧の写真のように斜めに
立体的になることでふわっとした感覚が得られます。
ウォールナット
シューメーカーチェア
語源は靴職人?
ウォールナット
ウォールナット
ハイチェアにはデンマークの「Werner – ワーナー社」で作られているシューメーカーチェアです。
シューメーカーの歴史は15世紀の北欧までさかのぼり、牧場での牛や馬の乳搾りの作業に使われていた
北欧の伝統的な3本脚の椅子のミルクスツールがルーツです。
ワーナー社では1970年代にシューメーカーチェアの生産を始めました。
その頃にはミルクスツールを靴職人が使うようになり、座り心地を良くする為に
おしりの形にあわせて削った形が流行したようです。
その形にインスピレーションを受けたラース・ワーナーがデザインし現在の形になりました。
そのためシューメーカーと呼ばれるようになりました。
ウォールナット
現在はラース・ワーナー氏の息子のラーズ・ワーナー氏が社長になり復刻生産しています。
サイズバリエーションも豊富になりキッズサイズからカウンターチェアまで発展しています。
ウォールナット
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ハグみじゅうたん展は4月14日(土)から開催
ウォールナット
ウォールナット
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玄関にはカールハンセン&サン社の「CH88」でお出迎え。素敵なエントランスです!
CH88は1955年にプロトタイプのみ製作されましたが、デザイナー「ハンス・ウェグナー」生誕100周年を
記念して2014年に復刻生産が開始されました。
ウォールナット
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K様この度は誠にありがとうございました。