納品事例
納品事例NO.20材料の変化を楽しむ家具選び!
福山市のS様邸へウォールナットの[ソファ M]とサイズオーダーのダイニングテーブル[ナチュラルソフト][リビングテーブルRB]をお届けしました。とても天気が良く気持ちいい風が入ってきました。
じめじめした梅雨もまだまだ続きますが初夏の兆しでしょうか。
[ソファM]の特徴のアームのロッキングの組み手と、これから暑い季節にぴったりな爽やかなベージュのファブリックの組み合わせです
ソファに併せてダイニングセットもウォールナットの組み合わせです。
フローリングはブラックチェリー材だったのですが、着色がされてウォールナットに近い色でしたのでチェリーとウォールナットのバランスもぴったり収まりました。
チェリー材は時が経つに連れて濃い飴色に変化していきますが、ウォールナット材は逆に薄く変化していきます。
成長するとともにとても色味が似てくる材料の組み合わせです。
そんな木材の特徴を活かして家具をそろえていくのも家具選びの1つのポイントです。
ただしこの木の変化は自然なオイル塗装や、ワックス塗装をしていてこそ感じるものです。
着色をしていると顔料などが日焼けしてしまいますので注意が必要です。
もちろん、自然な塗装でも木が日焼けしたりするのは避けられないものですが、その変化も自然なものと言えば自然なものかもしれません。
その変化の仕方を見極めておくのも家具選びの達人の1つの技になるかもしれませんね。
S様写真のご協力真にありがとうございました。
納品事例NO.19「一枚板のテーブルをお届けしました」
府中市のO様宅へ、北海道産ミズナラ材の一枚板をお届けして参りました。
このテーブルの天板は厚みが5cmを越えるほど大胆に製材した、樹齢300年を越える巨木です。
耳の形状もそのまま活かして製作しました。お分かりのようにとてもまっすぐに力強く育ったミズナラです。
ダイニングチェアのデザインに併せて脚も櫓脚で製作しました。
脚を斜めにするとによって強度もアップし、脚の材料も厚みのあるミズナラ材をふんだんに使用しています。
さて先日、北海道へ実際に生息しているミズナラを見に行きました。
材料の名前を知っていても実際何の木なの?っていう方が多いと思います。
右と左の2本の木がミズナラです。ツイストしながら1年に数ミリほど太く力を溜めながら育っていきます。
この写真のミズナラで直径300mmほどだったので、樹齢200年くらいですが、家具の材料としてはまだ使えません。
と言うよりも、広葉樹の木の平均寿命は300年から400年くらいです。
広葉樹は針葉樹と違い、春に葉が生え、秋に紅葉し、冬に葉っぱが落ちます。
寿命が終えると春になっても葉っぱが生えることはありません。
実際に製材するのは寿命を終え葉っぱが夏でも枯れはじめたら製材します。
土井木工で使っている木は生きている命を製材はしません。
そして400年の生きた証を家具にして新たな命を吹き込むのが土井木工の使命です。
O様写真のご協力ありがとうございました。
納品事例NO.18「本革のソファ – ハイグレード ブラック」
府中市のお客様へ、オーセンティシティ <ソファBⅡ>の<ハイグレード本革_ブラック>をお届けして参りました。
4月より土井木工ショールームで展示を始めたハイグレードの本革ですが、大変好評を得ております。
本革にはスタンダード(標準)のタイプとハイグレード(1ランクアップ)の2種類あります。
中でもハイグレードは<型押し>をしていない本革です。
牛さんも虫に刺されたり、傷を負ったりします。
生きているのだから同然です。
ですが牛さんも革になれば傷などを負ってしまうと商品としての価値が下がってしまうのです( ; _ ; )
木部で言うと、節のようなものですね。
そして、その傷を隠すために型押しをして傷などを無くしてしまうのでが、型押しをしてしまうと柄が均一になったり、自然さが無くなってしまいます。
虫刺され、傷がない牛さんを育てるのは牧場でとても大切に育てていかないといけません。
その環境は職人さながらの緊張感溢れる現場です。
ハイグレード革はAUTHENTICITY<本物>に相応しい革だと思います。
見えない努力というものは商品になった時に一段と光って見えるのだと感じます。
スタンダード、ハイグレードの革も同じく、8種類のカラーリングバリエーションがあります。
左から、BR(ブラウン)、BK(ブラック)、RD(レッド)、GR(グリーン)、CA(キャメル)、YL(イエロー)、BE(ベージュ)、IV(アイボリー)です。
写真撮影のご協力誠にありがとうございます。
納品事例NO.17「AUTHENTICITY SOFA BⅡ & リビングテーブル T」
福山市のO様宅へ、<AUTHENTICITY ソファ BⅡ>と<AUTHENTICITY リビングテーブルT>をお届けして参りました。
AUTHENTICITY シリーズのソファの特徴はウッドフレームということもありますが、後ろ姿もデザインされているのが特徴です。
例えばご覧の写真のようにマンションにソファを置かれる場合にとても重要になってきます。
マンションはダイニングルームとリビングルームの概念がない、リビングダイニングという間取りになっています。自由すぎて逆に使い勝手も難しい空間です。
そこで間取りの中央にソファを置くことで、間仕切りの役割を果たします。
写真のようにダイニングからはソファの後ろ姿が見えます。
ソファが空間の主役になりソファ中心の生活にこの後ろ姿がデザインされていることがとても重要になってきます。
O様はリビングテーブルにもとてもこだわりを持たれていました。
AUTHENTICITY ソファ <BⅡ>に負けないデザインをされていること。
AUTHENTICITY ソファ <BⅡ>に負けない材料であること。
そこで選ばれたのが、AUTHENTICITY リビングテーブル <T>です。
ソファ<BⅡ>の前身のソファ<B>時代にデザインされ、AUTHENTICITYの象徴であるブラックウォールナットをふんだんに使っています。
ソファBシリーズの特徴のアームとの相性もぴったりなコンビです。
O様写真のご協力ありがとうございました。
納品事例NO.16「特注テレビボード」
尾道市のO様のご新築へ、特注のテレビボードとパソコンデスク、ダイニングセットソファ、kitoki DK03 stool/high、ベッドをお届けして参りました。
テレビボードはホワイトオークで製作し、O様と一緒に間口などを決めていきました。
「ここは開き戸に、こっちはタラップ戸にしよう」とても楽しい作業でした♪
後ろのパネルも決まってます!
ルーバーのタラップ戸を中心に持って来ることで、デザインに締まりが出てきます。
O様はご自宅の設計段階からここにパソコンデスクを置かれることを想定していたようです。
こちらも特注の金属脚とホワイトオークのブラウン色で製作しました。
同じ材料と同じ色で空間にまとまりができます。
ご寝室にはFRANCEBEDの宮付きのベッドです。
カーテンがとても素敵ですね〜♪
O様写真のご協力ありがとうございました。