杭谷一東氏の作品台を作成させていただきました。

杭谷一東氏の作品台を作成させていただきました。

4月29日(木)~5月16日(日)まで耕三寺にて開催された杭谷一東彫刻展にて、使用された作品台を製作させていただきました。

撮影とHPへの掲載の許可をいただきました。

杭谷一東先生と弊社は数十年の付き合いで、数十年前に製作した作品台も現役で活躍中。

今回、新たに追加で製作させていただきました。

 

4cm厚のハードメープルを使用した作品台は、大蟻組とフィンガージョイントとで構成されており、非常に屈強な作りとなっておりました。

 

イタリア・フランス・デンマークと様々な国の「石」から作りだされた作品は、自然石をそのまま生かした形状や、自然の形また動物を模倣したデザインもあり、自然との調和が感じられます。

 

石を彫る技術は非常に繊細であり、細部まで丁寧に仕上げられています。力強く、ダイナミックな表現もありつつ。石の質感や重量感を活かしながらと、作品は様々です。

 

作品台の一部には、イタリア現地でチークを調達し、先生自ら削り出した作品台もありました。現地では、屋外での展示も多く、水に強いチーク材をおススメされたとのことでした。

 

今回の彫刻展に、ご協力させていただいたこと、非常に光栄です。

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